白鳥の湖2006年01月08日 17:17

バレリーナのこけしチャン
昨日は友人らとレニングラード国立バレエ団の「白鳥の湖」を観に行ってきた。
バレエは友人の発表会やTVなどでは観た事あったが、本場の、それも管弦楽団の演奏に合わせて踊る舞台を初めてみるのは初めてだったので、感激もひとしおだった。
何事もそうだけれど、やはり生演奏ってイイ!
舞台のセットも衣装も華やかで美しく、大人数でも踊りがピタッと揃っていて、知識が全然ない私でも綺麗だな〜と素直に惚れ惚れした。

昭和40年代生まれ世代の女の子にとって、バレリーナというのは、永遠の憧れであり、将来なりたいもの第一位だったと思う。(私も習ってもいないのにバレリーナになる気でいたし、バレリーナの絵ばかり描いていた)
しかし、そんな幻想はある日、ドリフ(志村けん)の「白鳥の湖」ネタによって、もろくも崩れさったのである。
ガニ股の白鳥、、、股間から白鳥の首がにょろ〜って何よ〜!1丁目、1丁目ワ〜オッ! て...。
もちろん他の子供同様、私もTVの前で一緒に踊ったりはしたけどさっ。
あれ以来バレリーナへの憧れが遠のいたのは確かだと思う。
いや、遠のいただけではない。白鳥の湖=志村けんネタと脳にインプットされたのである。(こういうのをトラウマと言うのか?)

実を言うとそんな背景があって、長い間、本物の『白鳥の湖』を笑わずに観る自信がなかった。
しかし、、、やっぱり本物は違ってた。(トラウマの克服?)
美しい舞台を観ている最中、一ミリも志村けんは思い出さなかったし、思い出したと言えば、昔大切にしていたバレリーナの人形がクルクル回るオルゴールくらい。(本当にソリストの回転はオルゴールにソックリだった!)
これからは、もう恐れることなく、バレエを観に行くぞ。

写真は今年の夏に松島で購入したお土産のこけしちゃん
まさに、♪チャ〜ン・チャチャチャチャチャ〜ン・チャ・チャ〜ン・チャチャチャチャチャチャ〜ン♪と聴こえてきそうでしょ。

コメント

_ sumire ― 2006年01月09日 09:56

かわいい☆こんなコケシもあるんですね~
新年にバレエ鑑賞いいですね~
しかし、バレエが志村けんとリンクしていたなんて、
笑っちゃいます^m^
私も小さい頃うちの親が私に習わせたいためにバレエ教室に見学に連れて行かれたのですが、厳しくて
怖い先生がインパクト強くて、残念ながら習いたいと
思いませんでした。(^_^;)だから、今なら生で鑑賞
してみたいと、このブログを見て思いました。

_ shizuka ― 2006年01月09日 22:30

>sumireさま
子供にとって、怖い先生の存在は妖怪と同レベルですよね〜。
バレエの生鑑賞、華やかじゃない場面は眠くなったりもしますが、ものは経験ですし、sumireさんも是非ご覧になってみて下さいねー。
ちなみにこのレニングラード国立バレエ団は今月の終わり頃、九州方面に巡回するようですよ。

_ caramelaucafe ― 2006年01月10日 18:16

一時期バレエ鑑賞に凝っていて、いろんなバレエ団の舞台を見ていました。国によって雰囲気が違うし、バレエ団によっても演出がぜんぜんちがっていたりするので、いろいろみて飽きませんでした。ところで、こけしちゃんとっても可愛いですね!

_ shizuka ― 2006年01月10日 22:52

>caramelaucafeさま
まあ!そうなんですか!?国によって雰囲気が違うんですね。そうと聞くと増々、他のバレエ団の舞台も見てみたくなってきたな〜。
あと、オペラもまだ観た事ないので観てみたいな〜と常々思っております。

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